夏野菜!栄養価が高く、効果がある夏野菜だけを紹介(前編)

こんにちは!暑い季節になりましたね。

夏野菜はトマト、なす、かぼちゃなどたくさんあります。
前編は、栄養価が高く、効果のある夏野菜のモロヘイヤ、トマトを解説します。

管理栄養士・栄養士の知識をぜひ参考にしてください!

 

1.モロヘイヤ

1-1.モロヘイヤとは?

モロヘイヤは、シナノキ科の緑黄色野菜であり、葉を食用にします。モロヘイヤは、エジプトから日本へ持ち込まれ、群馬県、愛知県、宮崎県などで栽培されています。モロヘイヤは、6月~9月が旬の野菜になります。

モロヘイヤは、刻むとムチンなどの成分により粘り気がでます。また、モロヘイヤは「野菜の王様」とも言われ、β-カロテン、ビタミン類(ビタミンEビタミンKビタミンB1ビタミンB2ビタミンB6ビタミンC葉酸パントテン酸など)、ミネラル類(カリウムカルシウムマグネシウム、マンガンなど)、食物繊維がとても豊富に含まれています。 続きを読む

絶対抑えておくべきカリウムの多い食品7つと役立つ工夫

カリウムは、高血圧を予防したい人、むくみが気になる人、コーヒーやお酒を飲む人におすすめしています。

カリウムの多い食べ物やサプリメントを紹介しています。カリウムと腎臓についても解説しています。

たった3分でカリウムの疑問を解決できると思います。

1.カリウムとは

カリウムは、水に溶けやすく、熱に弱い栄養素になります。

カリウムは、体重1kgあたり50mEq(2g)含まれています。そのうち、カリウムの98%は細胞内、残り2%は細胞外に存在しています。

カリウムは、細胞内に最も多い陽イオンであり、筋肉、赤血球、肝臓、骨などの組織に多くあります。

1-1.カリウムの基準値

細胞内と細胞外のカリウム濃度は、細胞膜のNa⁺/K⁺-ATPaseが関与するナトリウムポンプにより調節されています。それゆえ、体内では、常に血漿カリウム濃度が3.8~5.0mEq/Lに維持されています。 続きを読む

「コーヒーの効果」の知ってると得する3の面白い事実!

こんにちは!私は、コーヒー好きで知られています!
コーヒーインストラクター2級も取得しています。

コーヒーは、眠気覚まし、疲労の回復、代謝の促進などの作用があります。コーヒーを飲むとヒトはどうなるのか?を解説します。3分で読んでいただけると思います。

 

1. コーヒーの効果

コーヒーには、コーヒーを飲んで数分~数時間の間に現れる急性作用とコーヒーを長期間飲み続けると生じる慢性作用があります。

コーヒーの代表的な急性作用・慢性作用を紹介します。コーヒーの研究は日々進んでおり、最新の知見を踏まえて、「コーヒーを飲むとヒトはどうなるのか?」を知っていただければと思います。

 

2.コーヒーの急性効果

コーヒーの急性効果をまとめました。
➀中枢神経の興奮を促す(眠気覚まし、記憶力の活性化/不眠、不安)。
➁骨格筋運動を亢進する(疲労の回復/痙攣、振せん)。
➂胃液分泌を促進する(消化の促進/胃粘膜障害)。
➃利尿を促す。
➄代謝を促進する。
➅血圧が上がる。
➆血中のコレステロールが増加する。
➇大腸の働きを促す(便秘改善/下痢)。

このように、コーヒーにはたくさんの働きがあります。 続きを読む

コーヒーはたった4キロカロリー!知って得する6の栄養成分を紹介

こんにちは!
私、健康食品で得する人は、コーヒーが好きで1日2杯を飲みます。コーヒーインストラクター2級も取得しています。

コーヒーには、カリウム、カフェイン、クロロゲン酸などが豊富に含まれています。コーヒーの栄養価やその効果を解説します。3分で読んでいただけます。

 

1. コーヒーの栄養価

コーヒー浸出液150mlあたりの主な栄養価になります。

エネルギー:4kcal
・水分:98.6g
・たんぱく質:0.2g
・脂質:Tr(微量)
・炭水化物:0.7g

・主なミネラル類
  カリウム:65mg
  カルシウム:2mg
  :Tr(微量)

・主なビタミン類
  レチノール活性当量(ビタミンA):0µg
  ビタミンB1:0mg
  ビタミンB2:0.01mg
  ナイアシン:0.8mg
  ビタミンC:0mg

・その他
  カフェイン:0.06g
  タンニン:0.25g
  ポリフェノール:-(未測定)

参考: 日本食品標準成分表2015年版(七訂)

コーヒーの栄養価の特徴として、エネルギーが4kal、炭水化物が0.7gと低く、カリウムやナイアシンが多く含まれています。炭水化物には、多糖類やオリゴ糖が含まれています。また、コーヒーは、カフェインやポリフェノールのクロロゲン酸なども含まれています。

コーヒーの重要な栄養素として、カロリー、炭水化物、カリウム、ナイアシン、カフェイン、クロロゲン酸について解説します。 続きを読む

20~30代の働く女性へ、銅の摂取で貧血にSee you!

銅は、ヘモグロビン合成やコラーゲン生成に関与します。
銅は、貧血の人、骨が弱い人、成長期の子どもにおすすめの栄養素になります。

記事は、銅の多い食品を紹介しています。

たった3分で銅の疑問を解決できると思います。

1.銅とは

成人の身体には、約80mgの銅が存在しています。そのうち、銅の約50%は筋肉や骨中、8~10%は肝臓に含まれています。血清中の銅濃度は、成人の男性は70~130µg/dl、女性は50~140µg/dlに保たれています。

血清中の銅の約95%は銅輸送たんぱく質の*セルロプラスミンと強く結合し、残りの銅はアルブミンと弱く結合しています。

*セルロプラスミンは、ヘモグロビンの合成、2価鉄から3価鉄への変換、貯蔵鉄(2価鉄)のアポトランスフェリンへの結合に必要となります。

1-1.銅の必要量

銅の推定平均必要量は、銅の摂取量と生体の銅濃度との関連を調べた結果より算定しています。

銅の推奨量は、成人の男性が0.9mg/日、女性が0.8mg/日になります。 続きを読む