要注意?!スピルリナの10の副作用と防止策

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天然のサプリメントで免疫力を強化したいと思ってませんか?

もし、あなたがそう考えているなら、単細胞生物のスピルリナが配合されたサプリメントの副作用を知って、少しショックを受けるかもしれない。

スピルリナは栄養豊富なスーパーフードであるのに体に有害ってホントなの!?

実は、スピルリナは品質が極めて重要で、品質の悪い商品には毒素が含まれていることがある。長期間にわたり毒素を摂取し続けると、徐々に体内に溜まっていく。

やがて、腎臓肝臓の損傷、アルツハイマー病不安障害などの副作用を起こす。他にも、アレルギーむくみ頭痛などスピルリナは10の副作用のリスクが潜んでいる。

以下に、授乳中の女性や子供の安全性も含め、副作用について丁寧に解説しているので目を通していただけたら幸いだ。

スピルリナとは?

最初に、スピルリナとは一体何なのか?

スピルリナはアルカリ性(pH9~10)の湖に生息する浮遊性の微細藻類である。メキシコのテスココ湖やアフリカのチャド湖ではスピルリナが自生しており、非常に栄養価が高いことから古くから食用として使用されていた。

今現在は、スピルリナが体に良いと科学的に証明され、日本を含め世界中の健康食品に配合されるようになった。沢山の健康上の利益があり、スピルリナのパウダー、フレーク、サプリメントなど様々な形状の商品が販売されている。健康食品専門店やスーパーで目にしたことがあるかもしれない。

一般的に、スピルリナの粉末やフレークはフルーツジュース、スムージー、ヨーグルト、プディングに加えて食べる。他にもスピルリナの美味しい食べ方はたくさんある。

しかし、スピルリナは容量を守らず過剰に摂取し、また、品質の低い商品を食べていると非常に危険である。それではさっそく、スピルリナの副作用をみてみよう。

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スピルリナの10の副作用

チアシードの10の副作用一覧: 

  1. 消化不良や吐き気
  2. 片頭痛と発熱が出る
  3. 浮腫が生じ、体重が増加する
  4. 有害な重金属が蓄積する
  5. 腎障害を起こす
  6. 自己免疫疾患の症状が悪化する
  7. 薬と相互作用を起こす
  8. フェニルケトン尿症(PKU)の病状が悪化する
  9. アルツハイマー病や不安障害を引き起こす
  10. 妊娠中や授乳中の女性のリスク

スピルリナの10の副作用: 1.消化不良や吐き気(Digestive Discomfort And Nausea)、2.片頭痛と発熱が出る(Triggers Migraine And Fever)、3.浮腫が生じ、体重が増加する(Causes Edema And Body Weight Gain)、4.有害な重金属が含まれる(Risk Of Heavy Metal Toxicity)、5.腎障害を起こす(Causes Renal Disorders)、6.自己免疫疾患の症状が悪化する(Exacerbates Autoimmune Diseases)、7.薬と相互作用を起こす(Interact With Medicine)、8.フェニルケトン尿症(PKU)の病状が悪化する(Worsen Phenylketonuria)、9.アルツハイマー病や不安障害を引き起こす(Causes Alzheimer's Disease And Anxiety)、10.妊娠中や授乳中の女性のリスク(Risk For Pregnant And Breastfeeding Women)。

1.吐き気や消化不良

スピルリナを食べた後、お腹にガスが溜まって吐き気かゆみ腹部の痙攣腹痛下痢かゆみアナフィラキシーを起こすことがある。このようなアレルギー症状は初めてスピルリナを食べたときに生じやすい。(1)

また、スピルリナは品種によりミクロシスチンスで汚染されているものがある。ミクロシスチンとは、スピルリナのような藍藻類(シアノバクテリア)が生産する毒素のことである。ミクロシスチンは脱水症や消化不良などの胃腸障害を引き起こす。

つまり、スピルリナを初めて摂取する人は稀にスピルリナアレルギーを起こし、また、スピルリナは品種によって毒素で汚染されていることがあり、消化不良吐き気を起こすリスクがある。

2.片頭痛と発熱が出る

スピルリナの口コミでよく見かける副作用が片頭痛発熱めまいである。

これらの症状は、初めてスピルリナのサプリメントを摂取した人に生じる傾向がある。

そのため、これからスピルリナを食べ始める方は、まず少量だけ摂るようにし、徐々に摂取量を増やしていくのが賢明である。また、くれぐれも商品に記載されている上限量を超えないようにしよう。

3.浮腫が生じ、体重が増加する

スピルリナはたんぱく質、必須ビタミン、必須ミネラルが豊富に含まれている。

しかし、腎臓が悪く腎血流が低下してる人は、体内でこれらの栄養分を代謝した後、不要になった成分や水分をスムーズに排出できず、浮腫(むくみ) をきたす。むくみとは、水分が溜まってる状態であり、結果、体重が増える

また、スピルリナはミネラルのヨウ素が多く含まれている。確かに、ヨウ素を補給できる利点があるが一方で、長期間の過剰摂取により過剰症が起こる危険がある。ヨウ素を摂取しすぎると、甲状腺や副甲状腺に影響を与える。特に、橋本病/甲状腺機能低下症の人、ご高齢者、胎児や新生児は副作用を起こしやすい。(2)

そして、ヨウ素の過剰摂取により甲状腺機能が低下すると、手足や顔の浮腫体重増加、カルシウム・リン・ヨウ素などミネラルバランスの乱れ、脱力感、食欲低下、便秘などの症状が現れる。

つまり、スピルリナの過剰摂取によりたんぱく質やヨウ素を取り過ぎると、腎臓・甲状腺・副甲状腺などに負荷がかかり、むくみが取れず太る腎臓が悪い人、橋本病/甲状腺機能低下症の人、高齢者、胎児や新生児は注意しておこう。

4.有害な重金属が蓄積する

安く低品質なスピルリナは非常に危険である。なぜなら、汚染された環境で育ったスピルリナには水銀カドミウムヒ素など有害な重金属が溜まっているからだ。

このように汚染されたスピルリナを長期間摂取すると、腎臓肝臓などの重要な臓器が損傷を受ける。

特に注意が必要なのは、妊娠中の方子供である。大人と比べて、赤ちゃんはスピルリナを介して有害な重金属の毒性の影響を受けやすく、致命的な合併症を発症するリスクが高い。

例えば、魚介類を通じて過剰に水銀を摂取した場合、胎児が音を聞いて反応する時間が僅かに遅れるようになる。(3)

そのため、スピルリナは必ず汚染具合が検査されていて、有害な重金属を含んでいない商品を購入しよう。

5.腎障害を起こす

スピルリナのたんぱく質は体内で尿素へと代謝される。その過程で大量のアンモニアが生成され、また、アンモニアを無毒化した尿素は腎臓を通じて体外へ排出される。

つまり、スピルリナのようにたんぱく質が豊富な食品を過剰に摂取すると、腎臓からしか排泄できない尿素クレアチニンが体内で増加する。これら全て処理するのは腎臓にとっては大きな負担になる。場合によっては腎機能が落ち、腎不全を引き起こす。

また、スピルリナを食べ過ぎると、腎臓において高濃度の尿酸が飽和状態となり、腎結石を発症する可能性もある。

従って、スピルリナの過剰摂取はたんぱく質の取り過ぎになり腎臓に負荷がかかる。絶対に商品に記載されている容量を守ろう。

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6.自己免疫疾患の症状が悪化する

自己免疫疾患とは、本来は病原体を認識して排除する免疫システムが異常をきたし、体内の健康な組織を攻撃するようになった状態のことで、臓器障害や炎症を引き起こす。

具体的に、自己免疫疾患の一例としては、関節炎、2型糖尿病(DM)、喘息、白斑、多発性硬化症、乾癬(かんせん)、悪性貧血などがある。

結局のところ、スピルリナは体にとって異物なので摂取後に免疫系が過剰に活性化される場合がある。そのため、自己免疫疾患のある人がスピルリナを食べると症状が悪化し、また、重度の臓器障害や炎症をきたす危険がある。(4)

7.薬と相互作用を起こす

前述したように、スピルリナは体内の免疫系を刺激してしまう。それゆえ、薬と相互作用を起こす場合がある。特に、免疫抑制剤の効能を下げてしまう。

従って、免疫抑制剤を服用している方は、安全を最優先し、スピルリナの摂取を避けるべきだろう。スピルリナで薬の効果が減少し、深刻な合併症を発症したら本末転倒である。

8.フェニルケトン尿症(PKU)の病状が悪化する

フェニルケトン尿症とは、常染色体性劣性遺伝形式の遺伝性疾患である。この疾患はアミノ酸のフェニルアラニンをチロシンに代謝するフェニルアラニン水酸化酵素、あるいは、その補酵素が生まれつき不足しており、体内でフェニルアラニンが蓄積し、チロシンが減少する。(5)

フェニルケトン尿症の症状は生後4~6カ月頃からみられ、発達遅延、ほ乳不良、夜泣き、痙攣(けいれん)、注意欠損/多動性障害(ADHD)などが起こる。

フェニルケトン尿症の人は低フェニルアラニン食事療法により、血液中のフェニルアラニン濃度をコントロールする必要がある。残念なことに、スピルリナはフェニルアラニンが含まれており、病状を悪化させる恐れがある。

つまり、スピルリナはフェニルアラニンが含まれることから、フェニルケトン尿症の病状が悪くなる。そのため、フェニルケトン尿症の方はスピルリナの摂取を控えなければならない。

9.アルツハイマー病や不安障害を引き起こす

スピルリナを栽培環境が整っていない汚れた水(湖、池、海など)で育成すると、有害物質に汚染される。また、このような状況下において、青緑藻はβメチルアミノ-L- アラニン(BMAA)という神経毒を作り出すことが分かっている。BMAAは重度な運動ニューロン病(MND)を発症する原因と考えられている。

MNDの例としては、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、アルツハイマー病(AD)、パーキンソン病(PD)、認知症不安障害不眠症などがある。(6,7)

つまり、スピルリナが生産した神経毒を体内に取り込んでしまうと、アルツハイマー病や不安障害を発症につながる可能性がある。そのため、スピルリナを整備された環境で育成し、かつ、安全性の分析がされた商品を購入すべきである。

10.妊娠中や授乳中の女性のリスク

スピルリナを妊娠中授乳中に摂取しても安全なのか?

実のところ、まだ妊娠中や授乳中の安全性について十分な検証がされておらず分からないことが多い。

従って、妊娠中や授乳中の女性はスピルリナを摂取しない方が得策だろう。もし、どうしても食べたいなら、必ずお医者さんに相談しよう。

同様に、スピルリナは乳児幼児の安全性についても分かっていない。最近、スピルリナを配合した子供向けのサプリメントが販売されているが、スピルリナアレルギーや交差反応を起こす可能性があり大変危険である。

スピルリナの画像。

まとめ

スピルリナのような藻類には多くの効果効能があり、健康的に過ごすために不可欠な食材である。スピルリナの効果ついては、『保存版!スピルリナで得られる11の効果とデータ』を確認してほしい。

一方、スピルリナを継続的に過剰に摂取する、あるいは、品質が低い商品を食べ続けると、健康状態が悪化する危険性がある。必ず1日の容量を守り、品質が高い商品を選ぶようにして欲しい。

以下に、良い品質のスピルリナを見極める4つのポイントをまとめている:

  1. 一般生菌数(生菌数)が調べられているか!?
  2. 不純物が取り除かれているか!?
  3. その地域に住む人の健康状態が良いか!?
  4. その水域の品質管理(quality control,QC)はどうように行っているか!?

スピルリナは栄養豊富で沢山の健康効果がある。これほど魅力的な食品は他にない。スーパーフードの中でもずば抜けている。

スピルリナの健康食品(サプリメントやパウダーなど)を利用して最大限の効果を得るには、良い品質のブランドを選び、未然に危険性を防ぐことが大事だと心にとめておこう。

少し面倒と思うが、情報不十分な商品は販売元に問い合わせて安全性について確認して欲しい。もちろん、この記事のコメント欄に質問していただいても構わないし、私と直接やり取りしたい場合は連絡をくださると幸いだ。連絡はこちらからどうぞ!

私はスピルリナが好きだし、あなたにも世界で最も健康的なスーパーフードの効果を実感してもらいたい。

ただし、何度も繰り返しになるが、自己免疫疾患や腎疾患のある方は副作用を生じやすく注意が必要だ。スピルリナを摂取する前に、お医者さんに相談しよう。そして、食べる許可がおりたら、ご自身で1日の摂取量や体に異変が起こっていないかなどメモしておこう。

また、妊娠中・授乳中の女性、子供についてはスピルリナの摂取を控えて欲しい。それに、年齢を重ねると、副作用を生じやすいと言われているので、ご高齢の方は体調が悪くなったら直ちに摂取を辞め、その原因がスピルリナであるか医療機関に確認するようにしよう。

基本的に、スピルリナは健康な人が良い品質の商品を適量食べる分には絶対安全である。

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最後に、私から1つだけお願いがある。

この記事が少しでも役に立ったと思ったら、下のコメント欄に感想を書いていただけたら幸いだ。もっと詳しく知りたいことや質問など何でも大丈夫! 皆でスピルリナのノウハウを共有し、正しい情報を広めていけたら嬉しい。

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