ブログ記事一覧

コーヒーはたった4キロカロリー!知って得する6の栄養成分を紹介

こんにちは!
私、健康食品で得する人は、コーヒーが好きで1日2杯を飲みます。コーヒーインストラクター2級も取得しています。

コーヒーには、カリウム、カフェイン、クロロゲン酸などが豊富に含まれています。コーヒーの栄養価やその効果を解説します。3分で読んでいただけます。

 

1. コーヒーの栄養価

コーヒー浸出液150mlあたりの主な栄養価になります。

エネルギー:4kcal
・水分:98.6g
・たんぱく質:0.2g
・脂質:Tr(微量)
・炭水化物:0.7g

・主なミネラル類
  カリウム:65mg
  カルシウム:2mg
  :Tr(微量)

・主なビタミン類
  レチノール活性当量(ビタミンA):0µg
  ビタミンB1:0mg
  ビタミンB2:0.01mg
  ナイアシン:0.8mg
  ビタミンC:0mg

・その他
  カフェイン:0.06g
  タンニン:0.25g
  ポリフェノール:-(未測定)

参考: 日本食品標準成分表2015年版(七訂)

コーヒーの栄養価の特徴として、エネルギーが4kal、炭水化物が0.7gと低く、カリウムやナイアシンが多く含まれています。炭水化物には、多糖類やオリゴ糖が含まれています。また、コーヒーは、カフェインやポリフェノールのクロロゲン酸なども含まれています。

コーヒーの重要な栄養素として、カロリー、炭水化物、カリウム、ナイアシン、カフェイン、クロロゲン酸について解説します。 続きを読む

20~30代の働く女性へ、銅の摂取で貧血にSee you!

銅は、ヘモグロビン合成やコラーゲン生成に関与します。
銅は、貧血の人、骨が弱い人、成長期の子どもにおすすめの栄養素になります。

記事は、銅の多い食品を紹介しています。

たった3分で銅の疑問を解決できると思います。

1.銅とは

成人の身体には、約80mgの銅が存在しています。そのうち、銅の約50%は筋肉や骨中、8~10%は肝臓に含まれています。血清中の銅濃度は、成人の男性は70~130µg/dl、女性は50~140µg/dlに保たれています。

血清中の銅の約95%は銅輸送たんぱく質の*セルロプラスミンと強く結合し、残りの銅はアルブミンと弱く結合しています。

*セルロプラスミンは、ヘモグロビンの合成、2価鉄から3価鉄への変換、貯蔵鉄(2価鉄)のアポトランスフェリンへの結合に必要となります。

1-1.銅の必要量

銅の推定平均必要量は、銅の摂取量と生体の銅濃度との関連を調べた結果より算定しています。

銅の推奨量は、成人の男性が0.9mg/日、女性が0.8mg/日になります。 続きを読む

記憶力に必要不可欠な4種の食べ物と効果を最大化する4のサプリ

記憶力の低下を感じている人は多いのでしょうか。
記憶力を保ち、認知症を予防する方法を記載しています。

また、認知症に限定せず、脳神経系の機能の維持・向上に必要な食べ物や栄養素、厳選サプリメントを紹介します。

記憶力の疑問を解決し、記憶力の維持・向上を目指そう。

1.記憶力とは

記憶は、短期記憶と長期記憶の2つに分けられます。

1-1.短期記憶

短期記憶は、数秒間だけ保持される記憶のことをいいます。短期記憶の例として、すれ違った見知らぬ人の顔や服の色の記憶、一度だけかける電話の電話番号の記憶などになります。

短期記憶は、数秒間保持した後に忘却されますが、何度も復唱して反復すると長期記憶に変わります。

1-2.長期記憶

長期記憶は、さらに二次記憶と三次記憶に分けられます。二次記憶は、数分から数年間だけ保持される記憶のことをいいます。三次記憶は、死ぬまで保持される記憶のことをいいます。三次記憶の例として、自分の名前や幼いころの思い出の記憶などになります。

また、長期記憶は、長期記憶の内容により陳述記憶と非陳述記憶に分けることができます。陳述記憶は、エピソード記憶(幼いころの思い出など)や意味記憶(学校で学んだ知識など)に分けらます。
非陳述記述は、自転車に乗る運動技能、技術、習慣、慣れなどの記憶になります。 続きを読む

綺麗な女性になる!パントテン酸が紫外線から皮膚を守る

パントテン酸は、コエンザイムA(CoA)の構成成分として、エネルギー代謝に関与しています。パントテン酸は、ストレスを感じる人、コレステロール値や肌荒れが気になる人におすすめの栄養素になります。

記事は、パントテン酸の多い食品やサプリメントを紹介しています。パントテン酸の疑問を解決できると思います。

1.パントテン酸とは

パントテン酸は、水に溶けやすく、酸やアルカリ、熱に弱い栄養素になります。パントテン酸は、コエンザイムA(CoA)の構成成分になります。CoAの大部分は、アセチルCoAやアシルCoAとして存在しています。

パントテン酸の由来は「広くいたるところにある」という意味のギリシャ語から命名されています。
実際に、パントテン酸は様々な食品に含まれています。

また、パントテン酸は、ヒトの腸内細菌叢でも生成されます。それゆえ、普通の食生活でパントテン酸が不足することはありません。 続きを読む

若者に話題のナイアシン!肌荒れや冷え性に効果がアル

ナイアシンは、肌荒れが気になる人、お酒をよく飲む人、冷え性の人などにおすすめの栄養素になります。
ナイアシンフラッシュについても記載しています。

記事は、ナイアシンの多い食べ物やサプリメントを紹介しています。ナイアシンの疑問を解決できると思います。

1.ナイアシンとは

ナイアシン(ビタミンB₃)は、水に溶けやすく、熱、光、酸やアルカリに強い栄養素になります。
ナイアシンには、ニコチン酸とニコチンアミドがあります。ニコチン酸とニコチンアミドの生理活性は同等になります。

ナイアシンは、肝臓で必須アミノ酸のトリプトファン60mgからナイアシン1mgを合成しています。

1-1.ナイアシンの必要量

ナイアシンは、食事摂取基準ではナイアシン当量(NE)として記載されています。
1NEは、1mgニコチンアミド、1mgニコチン酸あるいは60mgトリプトファンに相当します。

*ただし、日本食品標準成分表2015に収載されているナイアシン量(mg)は、ニコチンアミドとニコチン酸の総量であり、トリプトファンから生合成されるナイアシンは含まれていません。それゆえ、食品中のナイアシン当量(NE)の算出には、食品中のトリプトファン量(たんぱく質量の約1%に該当)に1/60を乗じて、足さなければなりません。日本食品標準成分表2015に記載されてるたんぱく質(g)を6で割った値がトリプトファン由来のナイアシン量(mg)になります。

ナイアシンの推定平均必要量は、ナイアシンの欠乏症であるペラグラの発症を予防できる最小摂取量から算出しています。ナイアシンの推定平均必要量は、成人の男性が13mgNE/日、女性が9mgNE/日と策定されています。

ナイアシンの推奨量は、成人の男性が15mgNE/日、女性が11mgNE/日になります。また、ナイアシンは妊娠中の付加量が必要ないとされています。 続きを読む