睡眠で休養が十分にとれてない人は多いと思います。
睡眠障害として、不眠(睡眠時無呼吸症候群など)、過眠(ナルコレプシーなど)が知られています。
記事では、ビタミンB6など睡眠に適した栄養素や食べ物、おすすめのサプリメントを紹介しています。
睡眠の疑問を解決し、十分な休養を目指しましょう。
1.睡眠とは
ヒトがなぜ眠らなくてはならないのかは、未だ完全には分かっていません。しかし、睡眠は、ヒトの精神的・身体的休養の基盤であり、生活習慣の一部になります。
睡眠は、ふつうの睡眠(ノンレム睡眠)とレム睡眠が繰り返されています。ノンレム睡眠は、出現する脳波の種類により浅い眠りから順に第1期~第4期に分類されます。一方、レム睡眠は、一晩に3~6回約90分の周期で出現します。
レム睡眠は、急速眼球運動を伴い、脳波上では覚醒しているが、睡眠が持続しており、刺激を加えてもなかなか覚醒しません。レム睡眠は夢をみている時期あり、全身の骨格筋が弛緩し、心拍数や呼吸数が増加します。また、レム睡眠時は、成人男性では陰茎の勃起が起こります。
レム睡眠は、新生児の全睡眠時間の50%を占め、成人では20%程度になります。熟睡感は、レム睡眠により得られます。通常の睡眠薬はノンレム睡眠のみを延長するため、睡眠薬を服用しても熟睡感を得ることは難しいと思います。
1-1.睡眠時間
必要な睡眠時間には個人差があり、睡眠時間が毎日1時間だとしても健康に生活している人がいます。睡眠時間が毎日7時間の場合が、最も長命であるという研究結果もあります。
「健康づくりのための睡眠指標2014」において、日本人の成人の睡眠時間は、6時間以上~8時間未満の人が約6割を占めていることから、この範囲が標準的な睡眠時間と考えれています。
また、睡眠時間は、加齢とともに減っていきます。睡眠時間は、10代前半までが8時間以上、25歳が約7時間、45歳が約6.5時間、65歳が約6時間とされています。
それゆえ、睡眠時間には個人差があるが、必要な睡眠時間は6時間以上~8時間未満と考えられます。
1-2.睡眠不足
「平成26年 国民健康・栄養調査」の睡眠の状況によると、ここ1カ月間において、睡眠で休養が十分にとれていない者の割合(20歳以上)は20%にも及びます。
年齢調整をした、睡眠で休養が十分にとれていない者の割合(総数)は、平成21年、平成24、平成26年の推移でみると、有意に増加しています。
また、年齢階級別に睡眠で休養が十分にとれていない者の割合をみると、40歳代で最も高くなります。
図:睡眠で休養が十分にとれていない者の割合の年次比較(20歳以上)(平成26年 国民健康・栄養調査)
2.睡眠障害
睡眠障害として、不眠(睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群、周期性四肢運動障害など)、過眠(ナルコレプシーなど)、睡眠時随伴症(夢中遊行症、夜驚症など)、睡眠覚醒スケジュール障害(日内リズム調節機構の異常、時差ボケ)が知られています。
2-1.睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が一時的に停止する状態が1時間の睡眠中に5回以上出現する状態のことをいいます。睡眠時無呼吸症候群は、喉頭の筋が睡眠中に弛緩して下がり、気道が閉鎖することで生じます。また、睡眠時無呼吸症候群は、呼吸中枢の異常によっても起こることもあります。
睡眠時無呼吸症候群は、日中の居眠り、起床時の頭痛、倦怠感などの原因になります。
なお、作業員の睡眠時無呼吸症候群とそれに伴う日中の居眠りは、アメリカのスリーマイル島原子力発電所の事故(1973年)やスペースシャトル「チャレンジャー号」爆発事故(1986年)などにも関わっていたと言われています。
3.睡眠と食べ物や栄養
3-1.ビタミンB6を摂取する
ビタミンB6はセロトニンなどの神経伝達物質の合成に必要な栄養素になります。
セロトニンは、精神を安定させる働きがあり、鎮静をもたらす栄養成分として知られています。
ビタミンB6が多い食べ物
3-2.トリプトファンを摂取する
トリプトファンは、睡眠を促すホルモンのメラトニン分泌を促進する働きがある必須アミノ酸になります。トリプトファンは、肉類、穀類、乳・乳製品などに多く含まれています。
表:トリプトファンが多い食べ物
3-3.飲み物は低カフェインにする
カフェインは、脳や神経を刺激する作用があります。そのため、カフェインが含まれるコーヒー、紅茶、緑茶を控えることで安眠へと繋がると思います。
お茶を飲むなら、低カフェインのハーブティに変えることや午後6時以降の飲み物を水にすることをおすすめしています。
4.睡眠に適した健康食品とサプリメント4選
今までの食生活・生活習慣を変えるのは難しいと思います。「健康食品」を活用して、食生活・生活習慣を変える“きっかけ”を作りませんか?機能性重視でおすすめできる健康食品を紹介します。
4-1.グッドナイト27000(株式会社ECスタジオ)
グッドナイト27000
睡眠サプリ!グッドナイト27000
ぐっすり眠り、起床時の疲労感や眠気を軽減しよう
効果の評価:★★★★★★★★★☆ 8/10
食品の分類
機能性表示食品
機能性関与成分:
L-テアニン
原材料
ギャバ、乳タンパク加水分解物、カミツレエキス末(デキストリン、カミツレエキス)、デンプン、ラフマ葉エキス末/グリシン、ゼラチン、L-テアニン、L-トリプトファン、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素
通常価格
6000円(税込)
初回価格
990円(税込)
1日の目安量
1日3粒
容量
約30日分(90粒)
- 機能性表示食品である。
- 機能性成分として、L-テアニンが豊富含まれている。
「グッドナイト27000について詳しくまとめた記事」もあるので参考にしてください。
4-2.爽眠α(株式会社プログレ)
爽眠α
爽眠αは睡眠サプリ!
朝の眠気や疲労感を解消しよう
効果の評価:★★★★★★★★☆☆ 8/10
食品の分類
機能性表示食品
機能性関与成分:
L-テアニン
原材料
澱粉分解物、マルチトール、大麦乳酸醗酵液ギャバ、クワンソウエキス粉末/結晶セルロース、L-テアニン、ステアリン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB1
初回価格
7日分が500円(税別)
単品価格
30日分が5700円(税別)
特別価格
30日分×3袋が10440円(税別)
1日の目安量
1日4粒
- ➀機能性表示食品である。
- 機能性成分として、L-テアニンが豊富含まれている。
「爽眠αについて詳しくまとめた記事」もあるので参考にしてください。
4-3.マインドガードDX (健商株式会社)
マインドガードDX
休息不足なら一度試したい!
睡眠サプリ!マインドガードDX
効果の評価:★★★★★★★★☆☆ 8/10
食品の分類
栄養機能食品
対象の栄養素:ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンC
原材料
モリンダシトリフォリア(ノニ果汁)、イヌリン(食物繊維)、エリスリトール、クワンソウエキス、香酢末(米酢、デキストリン)、ギャバ、赤葡萄エキス末(トランス-レスベラトロール含有)、グリシン、L-トリプトファン、ビタミンC、クエン酸、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12
通常価格
8625円(税込)
初回価格
22%OFFの6810円
(税込)
1日の目安量
1日15~30cc
容量
約15~30日分(500ml)
「マインドガードDXについて詳しくまとめた記事」もあるので参考にしてください。
4-4.リフレのぐっすりずむ(株式会社リフレ)
リフレのぐっすりずむ
おすすめの睡眠サプリ!
ぐっすり眠り、起床時の疲労感や眠気を軽減
効果の評価:★★★★★★★★☆☆ 8/10
食品の分類
機能性表示食品
機能性関与成分:
L-テアニン
原材料
L-テアニン、ゼラチン、ステアリン酸カルシウム、グリシン、ビタミンB1、ビタミンB6、二酸化ケイ素、着色料(クチナシ青、二酸化チタン)、ビタミンB12/デキストリン、GABA、乳タンパク加水分解物
通常価格
2980円(税込)
1日の目安量
1日1粒
容量
約1か月分(31粒)
- 機能性表示食品である。
- 機能性成分として、L-テアニンが豊富含まれている。