チアシードはチアという植物(Salvia hispanica)の小さな種子だ。
原産国はメキシコとグアテマラで、古代マヤ・アステカでは主食として食べていた。それゆえ、チアシードの”チア”はマヤ語の”強さ”を意味する。(1)
チアシードには、食物繊維、健康に良いオメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)、高品質のタンパク質、鉄分やカルシウムなどの必須ミネラル、抗酸化物質が含まれている。
また、糖尿病のリスクを下げ、胃や腸の働きを良くし、オメガ3脂肪酸の血中濃度を上げて心臓の健康を守るなど、多様な効能がある。
チアシードは非常に小さく平らな楕円形をしており、光沢があって滑らかな触り心地がする。色は黒、茶、白のものまで存在している。(2)
黒色のブラックチアシードと白色のホワイトチアシードの成分を比べると、含有量に多少の差はあるが、どちらも栄養価が高いことに変わりはない。好みの色を選ぶと良いだろう。 続きを読む