絶対に知っておくべき4種の食物繊維サプリと基礎知識

食物繊維は、腸内環境を整える、便秘の解消、生活習慣病の予防の効果があります。

水溶性と不溶性の食物繊維があり、便秘の解消にどちらを摂取したら効くか解説しています。また、食物繊維の多い食べ物とサプリを紹介しています。

たった3分で、食物繊維の疑問を解決できると思います。

1.食物繊維とは

食物繊維は、「ヒトの消化酵素によって消化されない、あるいは消化されにくい食品中の難消化性成分の総体」と定義されています。

食物繊維の多くは、植物性食材に含まれる難消化性多糖類になります。しかし、食物繊維にはキチンのような動物性の食物繊維やリグニンのような非炭水化物系の食物繊維もあります。

また、食物繊維は生理作用の面から、水溶性食物繊維(SDF)と不溶性食物繊維(IDF)に分けられます。

食物繊維はいくつも種類があり、その上、様々な生理機能があります。それゆえ、食物繊維は健康維持に必須の栄養素になります。実際、食物繊維は特定保健用食品機能性表示食品の成分としてたくさん利用されています。 続きを読む

今改めて評価するべき「コーヒーの効果」~癌リスクが23%低下~

こんにちは!私は、コーヒーが好きで知られています。
コーヒーインストラクター2級も取得しています。

コーヒーは発がん性があるのか、コーヒーを飲むと発がんリスクが低下するのかどちらでしょうか?
コーヒーと膀胱がん・肝がん・大腸がんを解説ます。
3分で読んでいただけると思います。

 

1.コーヒーの発がん性と発がん物質

1-1.コーヒーと発がん性

コーヒーを飲めば”がん”になると聞いたことはないだろうか。

2016年以前まで、コーヒーはWHO(世界保健機構)の下部組織のIARC(国際がん研究機関)が公開している「IARC発癌性リスク一覧」において、「グループ2B:ヒトに対して発がん性がある可能性がある」に分類されていました。

そのため、コーヒーには発がん性があると思っている人が多くいます。

しかしながら、コーヒーに関する多くの疫学研究や動物実験の新しい結果が反映され、2016年以降、「IARCの発癌性リスク分類」において、「グループ2B」から「グループ3:ヒトに対する発がん性について分類できない」に変更されました。

そして、コーヒーと発がん性についての最新の知見はこのように変りました。
➀膵臓、乳、前立腺の発がん性が否定された。
➁肝臓や子宮内膜がんの発がん性がより低いと証明された。
➂その他のがんに関しては結論を出すのに十分なエビデンス(科学的根拠)がないと分かった。 続きを読む

最低限覚えておきたい9種類のアミノ酸の効果と食事のテクニック

必須アミノ酸はヒスチジンやバリンなど9種類あります。必須アミノ酸の効果や不足時の症状を記載しています。

また、アミノ酸スコアが高い食品も紹介します。

この記事を読んでいただくと、必須アミノ酸の疑問を解決できると思います。

 

 

1.必須アミノ酸とは

私たちの身体は、約10万種類のたんぱく質からなりますが、これらはすべて20種類のアミノ酸から作られています。

そのうち、身体には必要であるが、体内で合成することができず、あるいは必要量を合成できず、
食べ物から摂取しなければならないアミノ酸があり、”必須アミノ酸”と呼ばれています。

1-1.必須アミノ酸と非必須アミノ酸の違い

必須アミノ酸は、体内で合成することができませんが、非必須アミノ酸は、他のアミノ酸や糖質代謝の中間代謝産物から合成できます。

私たちの体たんぱく質合成に必要なアミノ酸は20種類あり、そのうち成人の必須アミノ酸は9種類になります。非必須アミノ酸は残りの11種類になります。

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老化防止に必要不可欠!「マンガン」の効果を最大限引き出す6の食品

マンガンは、カルシウムや鉄分と同様に、身体にとって必須なミネラルだ。

なぜなら、マンガンには活性酸素の分解を促進する働きがあり、老化防止には欠かせない。

その上、骨を強化したい人や植物性食品の摂取量が少ない人もおすすめの栄養素なので、ぜひチェックしていただきたい。

そこで本日は、基礎知識に加えて、マンガンが多い6の食品を紹介する。

1.マンガンとは

マンガンは、身体に約15mg含まれている。そして、生体内のマンガンのうち、約25%は骨中にある。他にも、肝臓、膵臓、腎臓など多くの組織に存在している。

血清中のマンガン濃度は0.5~2µg/lになるように調節されていて、トランスフェリン、アルブミン、α₂-マクログロブリンと結合している。

難しい内容だが、皆さんの身体の中には思った以上に多くマンガンがある程度で覚えておくと便利である。
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4種類の乳酸菌の効果と特徴!便秘や下痢・美肌・免疫力に効果的

乳酸菌の種類は300種類以上あり、ビフィズス菌やKW乳酸菌などが知られています。記事は、それぞれの乳酸菌の効果を記載しています。

また、乳酸菌ショコラや乳酸菌革命など乳酸菌の注目商品についても解説しています。さらに、乳酸菌の機能性表示食品も紹介しています。

3分で乳酸菌の疑問を解決できると思います。

 

1.乳酸菌とは

乳酸菌は、ビフィズス菌やラクトバチルス菌など糖類を発酵して乳酸を生成する菌の総称になります。乳酸菌は、ヨーグルトや乳酸菌飲料、漬物などに利用されています。

乳酸菌が生成する有機酸は、病原菌や悪玉菌の増殖を抑制します。また、乳酸菌の成分自体が、免疫系を向上されるとも言われています。

現在のところ、乳酸菌の種類は300種類以上が知られています。乳酸菌は、属・種・株などにより細かく分類されています。

例えば、お腹の調子を整える特定健康食品に用いられている乳酸菌は、主にビフィドバクテリウム属(ビフィズス菌など)、ラクトバチルス属(KW乳酸菌、LG21乳酸菌など)、ストレプトコッカス属に分類されています。 続きを読む