ダイエットして綺麗になりたい、周りから「スタイルいいね!」と褒められたい。皆そう思うだろう。
これまで、食生活を見直し、テレビや雑誌で取り上げられるダイエット法を試し、試行錯誤してきたはずだ。しかし、納得できる効果はなく、リバウンドも経験し、どうしたらダイエットが成功するか悩んでいると思う。
本当に効率よく、簡単にダイエットできる方法はあるのだろうか。
答えは”YES”だ!
今よりも、効率的に楽に痩せられる、それこそが『ダイエットサプリ』だ。
一見、胡散臭いイメージがあるだろう。しかし、実際は全く違う。ダイエットサプリには科学的に証明されたものがあり、適切な商品を選べば結果は必ずついてくる。
そのための参考になるよう、ダイエットサプリの効果を劇的に高めるために必要な4の手順を紹介する。
- 効果のあるダイエットサプリは簡単に痩せることができる
- ダイエットサプリ選びに重視すべきこと
- ダイエットサプリの7つのタイプ
- さらに効果を高めるために
ぜひ、参考にして欲しい。
1. 効果のあるダイエットサプリは簡単に痩せることができる
ダイエットサプリには、臨床試験から痩せられると証明された商品がある。つまり、効果のあるダイエットサプリを見極めれば、確実にダイエットは成功する。
この事実を知っていただくために、効果実証済みのダイエットサプリとその研究データを紹介する。
1-1. スリムフォー
最初に、『スリムフォー』というダイエットサプリを紹介しよう。
この商品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)という成分が含まれている。
そして、葛の花由来イソフラボンに関する4つの研究成果を総合的に評価して、効果があると証明されている。その上、研究対象がすべて日本人であり、それぞれ30~100 例を調べているので信頼できるだろう。4~12 週の短期間で効果があるのも素晴らしい。
そして、結果をまとめたものがこれだ。もちろん、統計的にも有意な差がある。
体重: -0.7kg
胴囲(ウエスト): -0.9cm
腰囲(ヒップ): -0.7cm
腹部総脂肪面積 :-26.5cm²
腹部内臓脂肪面積 :-7.0cm²
腹部皮下脂肪面積: -15.4cm²
ご覧の通り、体重・ウエスト・ヒップ・各脂肪面積が減少している。研究論文も載せておくので、より詳細に知りたい人は読んでみるとよいかもしれない。
- Kamiya T., Matsuzuka Y., Kusaba N., Ikeguchi M., Takagaki K., Kondo K. Preliminary
research for the anti-obesity effect of puerariae flos extract in humans. Journal of Health Science 2011; 57(6): 521-531.- Kamiya T., Takano A., Matsuzuka Y., Kusaba N., Ikeguchi M., Takagaki K., Kondo K. Consumption of pueraria flower extract reduces body mass index via a decrease in the visceral fat area in obese humans. Biosci Biotechnol Biochem 2012; 76(8): 1511-1517.
- 神谷智康ら. 葛の花エキス含有粉末茶飲料の腹部脂肪面積低減作用および長期摂取時の安全性に関する検討. 機能性食品と薬理栄養2012; 7(3):233-249.
- 神谷智康ら. 葛の花エキス含有粉末茶飲料の肥満者を含む健常成人に対する過剰量摂取時の安全性に関する検討. 薬理と治療2013;41(2):167-182.
1-2. 2つの働きカテキンジャスミン茶
次に紹介したい商品は、特定保健用食品(トクホ)の『2つの働きカテキンジャスミン』だ。
内臓脂肪面積(cm²)とLDL(悪玉)コレステロールを下げるという2つの働きが魅力の商品である。
ここでは、内臓脂肪面積に関するデータを紹介しよう。
この研究データはBMI23~30、かつ血清総コレステロールが高め(200~260mg/dl)の男女73名を対象に臨床試験を行い、40歳未満の女性の結果を除いたものだ。
グラフの赤線(ガレート型カテキン高含有飲料)が2つの働きカテキンジャスミン茶を示している。
そして、2つの働きカテキンジャスミン茶を1日2本3か月間、継続して飲むと、内臓脂肪面積(cm²)が8cm²以上も低下している。
こちらの文献に研究概要が詳しく書かれている、参考にして欲しい。
- 鈴木裕子ら 日本臨床栄養学会雑誌 29,72-80.(2007)
いかがだろうか?
2つの働きカテキンジャスミン茶は、限られた条件下で効果を発揮する。実は、これこそがダイエットサプリの重要なポイントだ。
ダイエットサプリを選ぶ時に、あなたが商品の効果を発揮する条件に合うか、しっかり確認するべきだと分かるはずだ。多くの人は、自分とは条件が異なるダイエットサプリを使うから、結果が出ないのである。その点、『スリムフォー』はあまり条件に左右されないため、利用しやすいかもしれない。
他にも、ダイエットサプリ選びで重視すべきことがあるので詳しく解説しよう。
2. ダイエットサプリ選びに重視すべきこと
2-1. ダイエットサプリの食品分類はなにか
ダイエットサプリを購入する前に、商品がどの食品に分類されているか確認しよう。
実を言うと、サプリメントや健康食品は大きく4種類に分類されている。特定保健用食品(トクホ)、機能性表示食品、栄養機能食品、その他の一般食品の4種類だ。これらの食品分類について詳しく知りたい方は、『知ってると得するサプリメントの4パターンと効果的な活用法』も目を通しておこう。
このうち、ダイエットサプリは特定保健用食品、機能性表示食品、その他の一般食品のいずれかである。そして、特定保健用食品、あるいは機能性表示食品を選ぶようにしよう。なぜなら、この2種類のダイエットサプリは臨床試験や複数の研究データを総合的に判断して、効果を実証した商品だからだ。
一方、栄養補助食品や何も記載されていないサプリメントの場合、たとえダイエットの有効成分が入っていたとしても、臨床試験は行っていない。もちろん、効果も期待できない。
また、特許成分は細胞実験や動物試験だけしか行っていないことがほとんどであり、専門家でさえ正確に判断するのは難しい。
そのため、確実にダイエットを成功させるには、特定保健用食品か機能性表示食品を選ぶようにしよう。ちなみに、先ほど紹介した、『スリムフォー』は機能性表示食品、『2つの働きカテキンジャスミン』は特定保健用食品である。
2-2. だれにどのくらいの期間でどの程度の効果があるか
次に見るべきポイントは、だれにどのくらいの期間でどの程度の効果があるかだ。
具体的に研究結果の以下の4つのポイントをしっかり抑えておこう。
研究対象者の合計人数、性別、年齢
研究対象者は健康な一般人であるか
どのくらいの期間でダイエットできるか
どのくらいのダイエット効果があるか
あなたと研究対象者の条件が一致していて、ダイエット期間と効果が十分な商品を選ぶべきだ。これらのポイントは、特定保健用食品であれば商品の公式サイト、機能性表示食品であれば『機能性表示食品の届出情報検索ツール』を使えば調べることができる。
面倒に感じるが、ここまで徹底することで効率よく楽にダイエットできるのだ。
3. ダイエットサプリの7つのタイプ
ダイエットサプリには、体に効くための7通りの仕組みがある。
- 食欲を抑える
- 満腹感で食事量が減る
- 糖分の吸収を抑える
- 脂肪の吸収を抑える
- 体脂肪の蓄積を抑える
- 脂肪の分解を促す
- 体脂肪の燃焼を促す
ダイエットサプリの仕組みを知っておくと、あなたに最も合う商品や有効成分が分かるはずだ。
3-1.食欲を抑える
食欲を抑えることができれば、食べる量が減るので摂取カロリーも少なくなりダイエットに繋がる。
食欲を抑える有効成分はいくつかある。
- ハーブティーのフェンネルやマテ茶
- 植物のフィーディアやカラルマ
- テアニン
- セントジョーンズワート
フェンネルやマテ茶は商品数が多く利用しやすいだろう。また、テアニンは緑茶の成分であるので、飲料は食欲を抑える有効な手段になる。
ただし、食欲を抑えて摂取カロリーを減らす場合は、栄養バランスを考え、たんぱく質やビタミン・ミネラルを不足なく食事から補う必要があることも知っておきたい。
3-2.満腹感で食事量が減る
同じように、満腹感を感じやすくできれば、摂取カロリーを減らすことができる。そのために有効なのが食物繊維(とくに水溶性食物繊維)だ。
そして、特にダイエットに有効な食物繊維が含まれる食品を紹介したい。
- サイリウム種子、チアシード、バジルシード由来の食物繊維
- 小麦ふすま(ブラン)
- 寒天
- ブラダーラック
- こんにゃく(グルコマンナン)
満腹感をターゲットにしたダイエットサプリには、サイリウム種子、チアシード、バジルシード由来の食物繊維が入っていることが圧倒的に多い。これらの成分は有効性も高い。知っておいて損はないだろう。
3-3.糖分の吸収を抑える
食事から摂取した糖分は体の中で消化酵素により分解されて吸収される。そのため、消化酵素の働きを抑えて、糖質の吸収を穏やかにすればダイエットに効果的だ。
代表的な有効成分を紹介する。
- グァバ葉
- 豆鼓
- 小麦アルブミン
- 桑の葉
- サラシア
- 白インゲン豆
これらの食品は糖分の吸収を抑えることから、血糖値が高く、かつダイエットしたい人におすすめだ。商品も多く、特定保健用食品や機能性表示食品であるものを選ぶとよいだろう。
3-4.脂肪の吸収を抑える
同様に、脂肪も体の中でリパーゼという消化酵素により分解されて吸収される。この酵素の働きを抑えることができれば、脂質の吸収が減り、摂取カロリーを少なく抑えられる。
脂肪の吸収を抑える有効成分や食品はこちらだ。
- キチン、キトサン
- グロビンタンパク分解物
- 浜茶
- ウーロン茶ポリフェノール
- コーヒー豆マンノオリゴ糖
- プーアル茶
- 赤升麻(あかしょうま)
- 金線蓮(きんせんれん)
- りんご由来プロシアニジンB2
- 特定保健用食品(トクホ)のヘルシーリセッタ
トクホのヘルシーリセッタなどの食用油は、長鎖脂肪酸の構造を人為的に中鎖脂肪酸に変えているから、中性脂肪の上昇を抑えることができる。家庭で料理を作るなら、食用油にトクホを使ってみると良いかもしれない。
3-5.体脂肪の蓄積を抑える
食事で過剰に糖質を取ると、そこから中性脂肪が合成され、体脂肪として蓄積されてしまう。
体脂肪の蓄積を抑える成分や食品がある。
- ガルシアの果実に含まれるヒドロキシクエン酸(HCA)
- 大豆たんぱく質の構成成分であるβ-コングリシニン
- オレアノール酸
β-コングリシニンは、脂肪酸の合成を抑えるだけでなく、脂肪酸の燃焼も促す働きがある。とても魅力的な成分だ。ぜひ、覚えておこう。
3-6.脂肪の分解を促す
脂肪細胞の中性脂肪は、脂肪を分解する酵素(ホルモン感受性リパーゼ)により脂肪酸とグリセロールに分解される。そして、脂肪分解酵素が働くためには、まず交感神経ホルモンを活発にする必要がある。
そこで、交感神経を刺激して、脂肪細胞の脂肪分解を促す有効成分や食品を紹介する。
- 唐辛子のカプサイシン
- ラズベリーのラズベリーケトン
- エフィドラ
- コーヒーのカフェイン
- ビターオレンジのシトラス
- アミノ酸(アラニン、メチオニン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、バリン)
- 特定保健用食品の高濃度茶カテキンヘルシア緑茶
一方、交感神経を刺激せず、直接的に脂肪分解酵素に働きかけ、脂肪の分解を促す成分や食品もある。
- 共役リノール酸(CLA)
- ウーロン茶ポリフェノール
- コレウスのフォルスコリン
- ハス胚芽
- アミノ酸(リジン、プロリン、アラニン、アルギニン)
他にも、最近は杜仲、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)、ピコリン酸クロム、黄杞茶も注目されている。実際に、株式会社CDグローバルから『葛の花イソフラボン青汁』というダイエットサプリが販売されている。
3-7.体脂肪の燃焼を促す
食べる量を抑えて摂取カロリーを減らす以外に、消費カロリーを増やして体脂肪を燃焼させることもダイエット法の一つだ。そして、基礎代謝量あるいは熱生産量を増やせば、結果的に消費カロリーを増やすことができる。
しかしながら、基礎代謝を高めるには筋肉を鍛える運動(レジスタンス運動)が必須になる。なぜなら、基礎代謝は筋肉量こそが重要だからだ。
そして、これらの筋肉トレーニングの効果を高める成分や食品がある。
- ホエイプロテインなどのプロテインやヴァーム
- BCAAやグルタミンなどのアミノ酸
次に、熱生産を高めるためには、血流を促して新陳代謝を上げる必要がある。有効成分をまとめているので、参考にして欲しい。
- ジンジャー
- ヒハツ
- ガーリック
- サジー
あくまで体脂肪の燃焼を促す成分や食品は、筋肉運動と組み合わせて初めてダイエット効果があると覚えておこう。
このように、7通りの仕組みを知っておけば、あなたの体質に合うダイエットサプリのタイプや有効成分が明確になる。ダイエットサプリのタイプや有効成分から商品を探すとき、参考にして欲しい。
4. さらに効果を高めるために
4-1. 食生活の改善は基本
ダイエットの基本は食事だ。栄養バランスを考えながら、摂取カロリーを減らすことが必要になる。具体的には、糖質や脂質を減らし、カロリーを抑えて、高たんぱく質、かつビタミンやミネラルが不足なく補える食事を心がけることだ。
しかし、自己流の食事制限、ネットやメディアで紹介されるダイエット方法は極端なものが多い。そのため、過度なダイエットは栄養失調を引き起こし、たとえ短期的に成功してもリバウンドしてしまう。このような経験は少なからずあるはずだ。
それに、最近流行りの糖質制限ダイエットはあまりおすすめしない。なぜなら、確かにダイエット効果はあるが、実際は筋肉量が減少して痩せにくい身体になるからだ。長期的に見ると、デメリットが多いと想像できるだろう。
そして、やはり食事からダイエットを始めるのはハードルが高そうに感じる。だからこそ、ダイエットサプリを活用して欲しい。正しいダイエットサプリを選択すれば、商品自体の効果だけでなく、食生活の意識が良い方向に変化する。そして、理想的な食事に近づくにつれ、ダイエットサプリの効果も発揮しやすくなる。
4-2. 継続すべし
ダイエットサプリは継続しなければ意味がない。なぜなら、多くの商品の効き目は4週間~12週間後に現れるからだ。
途中で離脱したことがある人も多いだろうが、12週間はたった3か月だ。根気よく続けてみて欲しい。
4-3. おすすめのダイエットサプリはこれだ!
ダイエットサプリを始めたい人のために、臨床試験の結果や有効成分から高いダイエット効果が期待できる3つの商品を紹介する。
だたし、他にも有効なダイエットサプリは多数ある。もし、臨床試験の対象者の条件とあなたが一致する商品を見つけたら、そちらの方がより効果が出やすいだろう。
4-3-1.スリムフォー
まずは、記事の冒頭でも紹介した『スリムフォー』だ!
魅力的なポイントは3つある。
機能性表示食品であり、有効成分(葛の花由来イソフラボン)の効果を総合的に判断している。
研究対象がすべて日本人であるため、人種の違いによる影響がない。
4週間~12週間の短期間で効果がある(体重-0.7kg、ウエスト-0.9cm、ヒップ-0.7cm、腹部総脂肪面積-26.5cm²、腹部内臓脂肪面積-7.0cm²、腹部皮下脂肪面積-15.4cm²)。
総合的なダイエットがしたい人におすすめだ。公式サイトに詳細が書かれているので、早速見てみよう。
4-3-2. 2つの働きカテキンジャスミン茶
こちらも先ほど紹介したが、おすすめのポイントを整理しておこう。
特定保健用食品であるため商品の効果は証明済み、その上、国の厳しい審査をクリアしている。
飲料であり、コスト面や利便性がとてもよい。
BMI23~30、かつ血清総コレステロールが高め(200~260mg/dl)の40歳以上の男女に効果がある。
そのため、この条件に当てはまる人は『2つの働きカテキンジャスミン』を試してみよう。
4-3-3.プロシア8
体重を優先的に絞りたい人は絶対抑えておくべきダイエットサプリだ。その理由を解説する。
機能性表示食品であり、有効成分(りんご由来プロシアニジンB2、オレアノール酸)が含まれる。
BMI30以下の20~59歳の女性40名を対象に、商品を用いた臨床試験を行っている。
実際に、4週間~12週間で体重が-3.4kg、BMIが1.7kg/m²まで減少する。
12週間後に体重が平均-3.4kgだと考えると、購入する価値があるのは間違いない。
*機能性表示食品は、複数の論文から効能を総合的に判断することが多い。その中で、プロシア8は実際に商品を使い、臨床研究して効果を証明している。
5.ダイエットサプリ=効率よく、簡単にダイエットできる手段
ダイエットサプリを活用すれば、効率よく楽に痩せられる!
ただし、商品選びでダイエットが成功するか、失敗するかはすでに8割決まってしまう。正しいダイエットサプリを選び、徐々に食生活を改善しながら継続することが重要だと覚えておこう。
そして、ダイエットが成功して綺麗になれば、新しい出会いが待っているはずだ!