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体にいい食べ物!管理栄養士おすすめ食材4つ紹介(後編)

こんにちは!管理栄養士の健康食品で得する人です。

おすすめの体にいい食べ物として、ウナギのかば焼き、卵の卵黄、ほうれん草、バナナなどがあります。後編は、ほうれん草とバナナの栄養価や効果を解説します。

管理栄養士・栄養士のおすすめ食材をぜひ参考にしてね!

1.ほうれん草

1-1.ほうれん草とは?

ほうれん草は、アカザ科の緑黄色野菜になります。

ほうれん草の原産地はペルシャ地方といわれており、江戸時代初期に日本へ伝わったとされています。日本では、千葉県、埼玉県、群馬県などで比較的多く生産されています。

ほうれん草は、11月~1月が旬の野菜であり、ビタミンCは夏採りほうれん草よりも冬採りほうれん草の方が多くなります。

そして、ほうれん草はとても栄養価の高い緑黄色野菜として知られています。ほうれん草は、β-カロテン、ビタミン類(ビタミンAビタミンKビタミンC葉酸など)、ミネラル類(カリウムカルシウムマグネシウム鉄分など)、食物繊維が豊富に含まれています。 続きを読む

体にいい食べ物!管理栄養士おすすめ食材4つ紹介(前編)

こんにちは!管理栄養士の健康食品で得する人と申します。

おすすめの体にいい食べ物としては、ウナギのかば焼き、卵の卵黄、ほうれん草、バナナなどがあります。前編では、ウナギのかば焼き、卵の卵黄の栄養価や効果を解説します。

管理栄養士・栄養士のおすすめ食材をぜひ参考にしてね!

1:ウナギのかば焼き

1-1.うなぎとは?

うなぎ(鰻)は、ウナギ科ウナギ属に分類される魚類の総称になります。うなぎは熱帯から温帯にかけて生息しています。

それゆえ、日本においても全国の河川に広く分布しており、秋に海に下ってきて、深海で産卵し、ふ化した稚魚が翌春に河川を遡上してきます。

市場に出回るうなぎは、ほとんどが養殖によるものであり、近年は国外(台湾や中国)から多く輸入されています。

うなぎを使った料理としては、かば焼き、白焼、ひつまぶしなどが知られています。ウナギのかば焼きは、地域によって作り方が異なり、関西では腹開きにしてそのまま焼き、関東では背開きにして蒸してかば焼きにします。

「うなぎを食べてスタミナをつけよう」と言われるように、ウナギのかば焼きには、レチノール、ビタミン類(ビタミンAビタミンDビタミンEビタミンB1パントテン酸など)、ミネラル類の亜鉛、n-3系脂肪酸のEPADHAが豊富に含まれています。 続きを読む

絶対に知っておくべき4種の食物繊維サプリと基礎知識

食物繊維は、腸内環境を整える、便秘の解消、生活習慣病の予防の効果があります。

水溶性と不溶性の食物繊維があり、便秘の解消にどちらを摂取したら効くか解説しています。また、食物繊維の多い食べ物とサプリを紹介しています。

たった3分で、食物繊維の疑問を解決できると思います。

1.食物繊維とは

食物繊維は、「ヒトの消化酵素によって消化されない、あるいは消化されにくい食品中の難消化性成分の総体」と定義されています。

食物繊維の多くは、植物性食材に含まれる難消化性多糖類になります。しかし、食物繊維にはキチンのような動物性の食物繊維やリグニンのような非炭水化物系の食物繊維もあります。

また、食物繊維は生理作用の面から、水溶性食物繊維(SDF)と不溶性食物繊維(IDF)に分けられます。

食物繊維はいくつも種類があり、その上、様々な生理機能があります。それゆえ、食物繊維は健康維持に必須の栄養素になります。実際、食物繊維は特定保健用食品機能性表示食品の成分としてたくさん利用されています。 続きを読む

今改めて評価するべき「コーヒーの効果」~癌リスクが23%低下~

こんにちは!私は、コーヒーが好きで知られています。
コーヒーインストラクター2級も取得しています。

コーヒーは発がん性があるのか、コーヒーを飲むと発がんリスクが低下するのかどちらでしょうか?
コーヒーと膀胱がん・肝がん・大腸がんを解説ます。
3分で読んでいただけると思います。

 

1.コーヒーの発がん性と発がん物質

1-1.コーヒーと発がん性

コーヒーを飲めば”がん”になると聞いたことはないだろうか。

2016年以前まで、コーヒーはWHO(世界保健機構)の下部組織のIARC(国際がん研究機関)が公開している「IARC発癌性リスク一覧」において、「グループ2B:ヒトに対して発がん性がある可能性がある」に分類されていました。

そのため、コーヒーには発がん性があると思っている人が多くいます。

しかしながら、コーヒーに関する多くの疫学研究や動物実験の新しい結果が反映され、2016年以降、「IARCの発癌性リスク分類」において、「グループ2B」から「グループ3:ヒトに対する発がん性について分類できない」に変更されました。

そして、コーヒーと発がん性についての最新の知見はこのように変りました。
➀膵臓、乳、前立腺の発がん性が否定された。
➁肝臓や子宮内膜がんの発がん性がより低いと証明された。
➂その他のがんに関しては結論を出すのに十分なエビデンス(科学的根拠)がないと分かった。 続きを読む

最低限覚えておきたい9種類のアミノ酸の効果と食事のテクニック

必須アミノ酸はヒスチジンやバリンなど9種類あります。必須アミノ酸の効果や不足時の症状を記載しています。

また、アミノ酸スコアが高い食品も紹介します。

この記事を読んでいただくと、必須アミノ酸の疑問を解決できると思います。

 

 

1.必須アミノ酸とは

私たちの身体は、約10万種類のたんぱく質からなりますが、これらはすべて20種類のアミノ酸から作られています。

そのうち、身体には必要であるが、体内で合成することができず、あるいは必要量を合成できず、
食べ物から摂取しなければならないアミノ酸があり、”必須アミノ酸”と呼ばれています。

1-1.必須アミノ酸と非必須アミノ酸の違い

必須アミノ酸は、体内で合成することができませんが、非必須アミノ酸は、他のアミノ酸や糖質代謝の中間代謝産物から合成できます。

私たちの体たんぱく質合成に必要なアミノ酸は20種類あり、そのうち成人の必須アミノ酸は9種類になります。非必須アミノ酸は残りの11種類になります。

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